私が毎月注目している雑誌が「Ｔｏｐ Ｓｔａｇｅ」（東京ニュース通信社）と「Ｌｏｏｋ ａｔ Ｓｔａｒ」（学習研究社）の二誌。早速１０月号をチェックしてきました。今回私が一番ニヤッと笑った記事は「Ｔｏｐ Ｓｔａｇｅ」の中川晃教くんのエッセイ「ＰｉａｎｏＭＡＮ」。地震があった日の出来事が書かれています。アッキー（中川晃教）はモーツァルト！の本番前で、ひとり帝劇の稽古場でピアノを弾いていたのだとか。かなり揺れたのでとっさの判断でグランドピアノの下に潜ったそうな。揺れが収まったあと、パーフェクトな身のこなしを自慢しに山口祐一郎さんの楽屋を訪ねたら、「地震すごかったね！本番中だったらワクワクしちゃうね！」と、その地震ですっかりテンションあがっている祐一郎さんが居り、負けじとアッキーは武勇伝を披露するも逆にピアノの下が一番危ないと理路整然と説明されたって。・・・って、私だけが面白い記事かな？アッキーと祐一郎さんが話している図というのがめちゃくちゃ私には鮮明に想像でき、祐一郎さんだったら色んな講釈あるだろうなぁ～なんて微笑ましくなっちゃったんですよ。ドラマで祐一郎さんを見ていた時代は、悪い役で怖い顔したでっかいおじさんだなぁ～なんて思っていたのですけれど、舞台ファンになり、徐々にインタビューを読んだり、テレビのトーク番組に出てらっしゃるのを拝見すると、これがかなり飄々とした愉快なおじ様なんですよ。山口祐一郎さんは王子様好きの私が好きになったおじ様第一号でもあります。ちなみに二号は橋本じゅんさん。三号は池田成志さん。私にしては意外な人を好きになったなぁ～と思っていたのに、「誰でもピカソ」に井上芳雄さんと山口祐一郎さんが揃って出演された折、古くからの友人二人に「井上さん素敵だから観てね」とメールをしたところ、見終わった二人から「あなたの好みは山口さんの方でしょ？」と・・・。自分でも自覚してないけれど、私の好きなタイプって王子様ではなく愉快なおじ様だったのかなぁ？ということは今大好きな王子様たちがいずれ「愉快なおじ様」になってしまっても私は変わらずファンでいられるってことですね(^^ゞ