ありとすいか

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今回は舞台でも、映画でもなく、・・・『絵本』です。みなさんには思い出の絵本ってありますか?私の思い出の絵本は「あり」と「すいか」が出てくるのです。タイトルも作者も忘れたけれど、巣穴にめいっぱい詰め込まれたスイカの絵と、最後のページにアリがスイカの皮を滑っているシーン・・・これだけ記憶していたのです。先日ひょんなことからタイトルが発覚したんですがそれが「ありとすいか」(たむらしげる著)というそのままのタイトルでした(^^ゞ今日本屋さんへ行きその本を見てきたのですが、驚愕の事実が。20年ぐらい前の記憶だけれども、どうも絵が違う気がする・・・どうも最後の文句が違う気がする・・・なんて思ってちゃんと調べてみたら、この絵本は復刻版だったのです。私が子供の頃に読んだものは、年代的に考えて1976年に福音館書店から刊行されたもので、この絵本はその後1984年に絵を改めてリブロボートより刊行され、1990年に改訂版が刊行されて・・・今日私が見たのは2002年にポプラ社で復刻されたものだったのです。 う~ん・・・私は思い出の絵本にもう巡り会ことは出来ないのだろうか(涙)・・・と、思ったのですが大阪には良い施設があるのです。「大阪府立国際児童文学館」。万博公園の中にある絵本図書館みたいな施設なのですが、大昔に数回行ったことがあるだけ。試しにそこの蔵書検索をしてみたら、ありました!ちゃんと1976年版の「ありとすいか」。近々休みを利用して行ってみようと思います。思い出の絵本は今読んでも面白いのかどうか・・・また報告したいと思います。お楽しみに!!