How do you keep the music playing?in大阪

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大阪2公演観てきました。さすが、シアドラ。ステージが広くて見ていて気持ちよかったです。でもグローブ座にはセリがあったので、それを使った演出をしていたのですが、大阪は台を使ったステージになっていました。でも、その分ステージが広いのでなんら問題無しでしたし、2幕では使わないので撤収されていて、より広々でした。今日はやっぱりWアンコールに答えてくれた時の井上さんが可愛かったです。袖とステージを行ったり来たりして「どうしよう。どうしよう。」って困っている姿がとっても良い人。あの一瞬で、益々井上さん大好きになりました。うん、男性がプラス方向で困っている図というのはいいな(*^o^*)

さて、今日はコンサート総集編ということで・・・というか、すでに東京と大阪昼夜の記憶がごちゃ混ぜ状態で、雰囲気しか覚えてなかったりなのでレポではなく、思い出って感じで読んでいただけると良いかも・・・。福岡、名古屋のコンサートを楽しみにされている方は、ネタバレするかもなのでご注意ください。そして、まとまりなくめちゃくちゃ長く書いちゃってます(^^ゞ

1幕
<How Do You Keep The Music Playing?>
今回のコンサートの表題曲。東京で見た時は、怖いぐらいの静けさの中で始ったコンサートでした。本当に、誰もお話ししてない状態で、でもあれはファンクラブ貸切日で、一人1枚しかチケット申し込めなかったので、お隣さんは知らない人って感じだからだろうと思っていたのですが、意外に大阪も静かでした。完全静寂という訳ではないのですが、なんだか息を潜めるような状態からのスタート。最初に暗いステージに島さんが出てこられるのですが、この方弾き始めが早い!半分座ったか?っていう状態で、もうピアノを弾き始めておられました。で、島さんの演奏が始り、井上さん登場。真っ白なスーツに白のタップシューズ着用。東京公演では、セリが床と同じ高さになっていて・・・なので、ステージの真ん中がタップの床になっているので、そおっと歩いておられたのですが、大阪は台に昇ったらタップの床って感じになっていたので、普通に歩いておられた気がします。
<街灯の下で>
ミー&マイガールからの楽曲。東京公演しか無かったこの作品、梅田芸術劇場には呼んでもらえなかったのかわからないのですが・・・なんて話しておられました。本来この曲にはタップは付かないそうで、ミー&マイガールで共演したジェラルド役の本間憲一さんに振付けていただいた・・・ってな話を東京公演の時にされていた記憶が。今日の公演では・・・ものすごくこの作品は好きな作品で、宝塚で天海祐希さんが公演されたときはチケットが取れず、立ち見で見たのだとおしゃっていました。うんうん、私もあれはチケット取るの苦労しました。で、ハムレットで共演した藤原竜也くんがインタビューで「俳優を続けて行くかどうかは、ハムレットが終わってから決めます」ってな話をしていたのが、すごくカッコよかったそうで、井上さんも「ミー&マイガール」が終わったら決めようと思っていたのだそうな。
タップをするシーンはここだけだそうで、唄い終わったらすぐに靴を履き替え。東京の時はもう皆さん慣れておられていたのか、普通に見てたのですが、大阪は靴べら使って履く姿に笑いが沸き起こってました。
<Try to Remember>
ファンタスティックスからの楽曲。裏話は特に無かった・・・ですよね?
<並みの男じゃない>
島健さんのカッコいいアレンジで原曲を忘れてしまった・・・なんてことをおっしゃってました。大阪初演はシアドラだったそうで、よくここでやったよなぁ~なんて話も。確かに、出演者多いし、セットが結構前後に広かったですよね。どうやったんだろう?私も見てみたかったな。この曲の前かな?ミー&マイガールでズボンのファスナーが開いていた話をしていて、たまたま同じポーズがあったそうで、思わず歌の途中でズボンをチェック。笑いを誘っておられました。
<Maybe>
<Being Alive>

この2曲はたぶん出演しないだろうミュージカル作品ってことで、紹介されてました。まず、Maybeはアニーの楽曲だから(^^ゞもしオファーが来たら、精一杯やるそうで、その時は地毛でやるのだとか・・・。<Being Alive>は、出展忘れてしまいました・・・申し訳ない。カンパニーとかそんなだたったかな?こっちは無いとは言い切れない作品なのだとか。たとえ傷つけられることであったとしても生きてる実感が欲しい・・・みたいな、なんだかそんな歌だとかいう紹介が・・・私めっちゃアバウトです。
<Somewhere>
島健さんとバンドのメンバーのアコースティック演奏。WestsideStoryからの楽曲だそうです。
<Something’s Coming>
井上さん着替えて登場。次はカジュアルな黒いスーツで、靴は白。たぶんさっきと同じものかな?スーツの襟部分にはお花の模様が付いてました。これもWestSideStoryよりでした。
<My Favorite Things>
サウンドオブミュージックからの楽曲。ジャズっぽい雰囲気ですごくお洒落でカッコよかったです。私の1幕で1番のお気に入りの歌でした。
<メリー・ポピンズ・メドレー/A Spoon of Suger/Supercalifragilisticexpialidocious/Chim Chim Cher-Ee/Feed The Birds>
井上さんの豆知識で、この作品の歌の著作権はディズニーが。舞台の著作権はキャメロン・マッキントッシュが持っていて、互いがライバルだったのだけれど、このたび手を組んで作品を上演することになり、すでにロンドン公演が始ったのだとか。井上さんもミー&マイガールの前にロンドンで観たそうな。島健さんの話ではブロードウェーでは10月から上演されるのだとか。<A Spoon of Suger>は客席みんなで手拍子をしたりして、楽しい歌でした。

2幕
<夜空ノムコウ>
SMAPの楽曲。井上さんの衣装はちょっとフォーマルな感じのサスペンダーで吊る黒スーツでした。ネクタイは青系の細かいチェックかな?靴も黒になってました。そして、この歌の時、夜は居らっしゃらなかったのですが、お昼の公演で、会場で売っていたライトを使う方がいらっしゃったのですが、壁に光がチラチラ映っちゃってました。会場で売っていたのは光を遠くに飛ばすような・・・光の中に井上さんの姿が映るっていうプロジェクターライトなるものなので、コンサートで降るには構造上難しいのかも。ジャニーズなんかが使っているライトは、ランプみたいな、電球みたいな・・・ボーっとその周りだけを明るくするようなものなのです。光線が出るようなものではないので、壁に光が飛んでなんてことも無いのだと思います。私も今日壁に光が飛ぶのを見て、そういえばジャニーズは飛ばないな・・・と。ああ・・・ジャニーズったら色々考えてるんだ・・・と、気付きました(^^ゞ
<Hero>
井上さんが好きな歌だそうです。で、井上さんの小さい頃のヒーローは歌・踊り・芝居、3拍子揃ったミュージカル俳優だそうで、鈴木綜馬さんだったそうです。ファンレターも書いたことがあるのだとか。お返事はいただけなかったそうで、綜馬さんは井上さんにそれを言われて以来、小さい子にはお返事するようになさっているのだとか。エリザベートで初めて会った憧れの綜馬さんはすごく良い人だったそうです。
3拍子揃うには越したことはないけれどミー&マイガールで「前向きな諦め」を身につけたそうで、踊りが出来なくても・・・だそうです(^^ゞミー&マイガールのときの踊りカッコ良かったので、3拍子揃う日も近いのでは・・・なんて私は思うのですけれど、完璧主義のA型ですから、ご自身でハードルは高く設定されている様子。
<さくら>
森山直太朗さんの楽曲。スタンドマイクを使って全身で歌われたのですが、もう最高に気持ち良い歌い方でした。9月にBSで今回のコンサートが放送されるらしいのですが、この曲だけは何がなんでも放送して欲しいな。2時間半が1時間半に短縮されるそうで、何が切られるのか井上さんも気になっているのだとか。
<風のささやき>
映画の曲だったかな?記憶が・・・。
<Mr.Bojangles>
昔すごいダンサーで、今はお酒を飲んでグダグダなBojanglesに、小さい頃彼を見て育った男の子が昔のように踊ってよと言う歌だとか。まだ、そういうことを言われる年代ではないのだけれど、ヒシヒシと若い子らが育ってきていて、井上さんは共演した子役の男の子に久々にあって「ミュージカル俳優になりたいんです」って言われたら「結構大変だよぉ~。大学は行ったほうがいいよ」とか言っちゃうって。女の子に言われると何とも無いんだそうな。1年ぶりとかで会ったら、大きくなって綺麗になっていたりして「結婚する?」って言ったら「嫌」って言われるとか・・・そんなお話をされておりました。そう、井上さんにとってBojangleは綜馬さんになるのだけれど、あの方はすっごい元気だから・・・とも。ミー&マイガールで共演した若い女優さんに、母が芳々倶楽部の会員なんです・・・って言われたなんて話も東京でされていたなぁ~・・・。この歌は帽子を被ってダンスを披露だったのですが、使われた帽子は井上さんがロンドンで買ってきたものなのだとか。本当はミー&マイガールで使おうと思っていたそうなのですが、お稽古がんばりすぎて壊れちゃって、本番はイタリア製の帽子だったそう。修理してもらったのでコンサートではそれを使っていますって。
<Your Song>
<Alone Again>

2曲とも島健さんの奥様、島田歌穂さんの訳詞を使っているそうな。<YourSong>はすっごい優しい感じで、穏やかに歌っていたのですが、それに続けて歌った<Alone Again>は顔つきも歌い方も全然変わってしまって、さすがだなぁ~と思いました。恋人の為に何かしてあげたいって歌と、気がつけば一人って歌・・・両極端でした。でもこの「気がつけば・・・」っていう歌詞、どうもその後に私の頭の中では自分の年齢が続いて、聴いてて落ち込みました。歌詞には共感する部分がなかったのに、その歌詞だけオリジナル作詞して落ち込むというアホさ加減(^^ゞ
<You And I>
井上さんのイニシャルと同じだけれど、そうなると自分だけになるから・・・なんて話もしつつ。大阪夜公演では「まあ恋愛の歌ですわ」と、突然壊れちゃった井上さん。なんだかホント自由な感じで面白かったです。
<Mother>
覚和歌子さんに歌って欲しいと言われた曲なのだとか。歌うのは井上さんが初めてだから、誰にも文句言わせないそうですよ。
<How Do You Keep The Music Playing?>
最後に表題曲をもう一度。

アンコール
<メモリー>
カジュアルチックな黒パンツと上のシャツはパンフレットに載っていたものと同じかな?胸のところが水色のシャツでした。そして、この今日は井上さん緊張の弾き語り。島さんアレンジにより新曲になっちゃったのだとか。東京ではやり直したこともあったそうですが、私が聞いた公演はどれも素晴らしかったです。
<明日>
平原綾香さんの楽曲。こういうフレーズの綺麗な流れるような曲は井上さんが歌うと、最高に気持ちい良いです。

Wアンコール(大阪夜公演)
<わたしは青空>
お昼公演でもアンコールをねだったのですが、夜公演もあったり準備もあったりで、本当にごめんなさいってことで残念。夜公演もそういう感じだったみたいなのですが、いっぱいいっぱい拍手して、優しい井上さんだからそういうのに弱くて、「深く頭を下げて来なさい」というスタッフをなんとか説得して、着替えちゃった島さんを呼び戻し、みんな帰りの時間大丈夫?なんて心配しつつ歌ってくださいました。最後はスタンディングオベイション。公演終了は限りなく22時に近い時間でした。

優しくってファン思いの井上さん炸裂で、本当に素敵な時間が過ごせました。大阪公演は2年ぶり・・・確か、あの時は1公演しかなくて、追加席が出ていました。今回は追加席無かったけれど、ソールドアウトの2公演。ぜひ次は3公演やって欲しいなぁ~。次は「マリー・アントワネット」で大阪に来られるそうな・・・って、来年の2月・・・先の話です。