左手のピアニスト

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昨夜、眠れず(昼寝したから(^^ゞ)ぐずぐずとテレビを見ていて、行き当たった番組が、関西テレビ放送の「心に響く命の音~左手のピアニスト・智内威雄(ちないたけお)」でした。途中からだったので、外国の音楽学校かコンクールの番組かな?なんて思いつつ見始めました。私が見た中で知ったこと・・・何かの病気で右手が上手く動かせなくなったピアニストが左手だけでの演奏に挑むということ。智内さんの印象は、大きな人だな。そして、どことなく山口祐一郎さんに似た雰囲気を持った人だなってことでした。

今日、色々調べてみて、智内さんは、海外に留学してコンクールなんかにも入賞するようになった頃にジストニアという、脳の機能異常の病気にかかり、右手が思うように動かせなくなったそう。4年間リハビリを続けたけれど、完治に至らず、左手だけの演奏を2004年からされているのだとか。番組内で流れた智内さんの演奏は、左手だけでも、これだけ音の多い、迫力のある演奏が出来るものなのか?!と大きな衝撃を受けるものでした。
私には、死に物狂いで努力してでも、自分の内に残しておきたいものってあるのだろうか?

智内さんは10月18日に兵庫県立芸術文化センターにてコンサートされるそう。ぜひ聴きに行きたいと思っています。http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html

関連サイト:http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20051222ik01.htm
       http://music.geocities.jp/memorial070114/index.html