あの日にドライブ

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萩原浩さん続いております。今日は「あの日にドライブ」を読みました。このお話は、上司の言うことは何が何でも、たとえそれが不条理であっても従わねばならなかった銀行を、ふとした一言が原因で退職し、次の仕事が決まるまでの繋ぎにタクシードライバーをしているという、少々人生下り坂な男の人の話。もし学生の頃に付き合っていた子と結婚していたら、もし、あの一言を言わず今も同じ会社に勤めていたら・・・誰もがふと考えてしまう「もしも」。過去の転機となったであろう地点に立ち返り、そこからの人生を夢想してゆく。読後感のとても気持ち良い作品でした。
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あの頃に戻りたい・・・。今の自分の立場は、わりと気に入っているので、あまりそういうことは思わないのだけれど、憧れの職業に就く過程が大変そうで早い段階で諦めてしまったこととか・・・そういう後悔はあるかな?子育て中の皆さん、お子さんに将来の夢があるのなら「無理無理」とか「そらいっぱい勉強せなあかんで」とか「それは大変やで」とか、はたまた笑い飛ばすとか・・・気鬱になる発言はNGです。かと言って、道筋も付けていただかなくて結構です。ただひと言、瞳を輝かせて「面白そうやん」とだけ言って下さい。

コメント

  1. まつじ より:

    おぉ、子育てわかってるねぇ[E:happy01]
    私も全く同意見です!!
    子どもが何に興味を示すのか?
    思ってもみないことを言い出すと
    親ってあせるんだと思いますが
    その子どもがやりたいことに
    一緒に興味を持ってあげられるような
    親でありたいなぁ[E:happy02]

  2. moon より:

    私もいつの日がそういう親になれたらなぁ~と思ったりしています。親が達成できなかった夢をっていうよりも、色んな体験をして、色んなことに興味を持ってくれたら楽しいですよね。今日は博物館、明日は美術館、明後日はプールに行って、その次の日は・・・何しよう?!

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