子宮頸がん予防ワクチン

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子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」の1回目を接種してきました。

この注射初回から1ヶ月後に2回目、その半年後に3回目と全部で3回打たなきゃ十分な効果が出ないのです。
先日健康診断の結果を聞きにいった時に内科で何気に、

私「子宮頸がんの予防ワクチンって・・・」なんて話したら
先生「打ちますよ~。でもうち内科だから、まだ値段設定もしてなかったなぁ~。あれって自費だから結構高かったですよ」
私「市民病院は1回17,000円だそうです」
先生「えっ!そんなにするの?だったら市民病院より安く設定することにしましょう!」
なんてことで、突如決まったワクチン接種。何度かお世話になっている婦人科は17時迄の受付なもので仕事終わりに通いにくいのです。その点お気に入りの内科は19時半までの診療なので助かります。

子宮頸がんというのは子宮の入り口に出来る癌で、性交渉で感染するウイルスが原因だと言われています。なので経験があると全く打っても効果が無い!なんて話もあったのですが、色々調べてみるとそうでもなさそう。発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)には、15種類ほどのタイプがあり子宮頸がんから多く見つかるのがHPV16型と18型で、日本人の子宮頸がん患者の60%からこの2種類の発がん性HPVが見つかっているのだとか。多くの場合は感染は一時的なもので、自然に排除されるものだけれど、感染が長い間続くと数年から数十年掛けて子宮がんを発症する可能性があるのだとか。また一度排除されても繰り返し感染してしまうウイルスなので、今後のことを考えても打っていて損は無いだろうなと。また、HPV16型と18型同時に両方感染している可能性は低く、その2種類に対応した注射なので少なくともどちらかの効果は得られるようです。

お子さんに接種を考えてらっしゃる方も、婦人科は敷居が高いなぁ~なんて場合は、内科や小児科で相談してみるのも良いかもしれません。素人の私がネットであちこち拾い読み状態で調べたことなので、色々誤認していることもあるかと思いますが、とりあえず今できる予防はしておいて損は無いかな?なんて状態です。唯一の予防が出来る癌だそうですから。

そしてお値段ですが医療機関によって設定が様々です。調べてみると薬剤の定価が12,600円だそうで、金額設定はその病院ごと。ネットによると1回15,000円~18,000円と幅も広そう。3回セットで50,000円という設定をされている医療機関もありました。今回私が打ってもらったのが1回15,000円也。この注射にしては一番お得な価格帯でした。同じ注射を打ってもらうなら信用できる先生と、リーズナブルなお値段両方を兼ね備えたところを探したいものです。なにせ3回打たねばなりませんから。