レ・ミゼラブル初日

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DSCF0239  『レ・ミゼラブル』とっても素晴らしかったです。展開がわかっているのに、ぐっと来るんんですよね。そしてなぜか毎回そういうシーンが増えてくるのです。本編を最初に観たのは今年の3月だったのですが、その時は、岡田(浩暉)マリウスが歌う「カフェ・ソング」にはまりました。2回目は5月だったのですが、その時は坂元(健児)アンジョルラスの歌声で始る「民衆の歌」で涙が。今回は・・・ジャン・バルジャンのコゼットに対する父親の気持ちが痛くてあちこちで涙が・・・って感じでした。いつもながら山口祐一郎さんの圧倒的な歌声は素晴らしく気持ち良いです。

本日のマリウスは岡田浩暉さんだったのですが、泉見洋平さんの熱いマリウスも好きですが、岡田さんの甘い温かいマリウスもすごい好きです。今回からなのかな?以前は私が気付かなかっただけなのかな?長髪で後ろ髪が結んであるカツラをかぶっておられたのですが、そのルーズな髪型が・・・私としては、ちょっと微妙ではありました(^^ゞ

席は2階の1列目センターブロックというロイヤルシートな席だったのですが、初めて上から観たレ・ミゼラブルの舞台はちょっと遠かったですけれど、とても綺麗でした。セットも素晴らしいのですが、ステージに映る照明がまた凝っていて綺麗で、場面場面が絵のようでした。そして、会場でちょっと驚いたというか、意外だったのが男性客が多かったこと。帝劇で観た時は平日の昼間だったから女性が目立ったのかもしれないのですが、カーテンコールで立ち上がったときヒョイと下を覗けば結構年齢層様々な男性の姿が。もっともっと幅広く様々な年齢層で性別関係なくファンが広がったら嬉しいなぁ~なんて思いました。

そして、カーテンコールでは舞台上にエポニーヌ姿の本田美奈子さんの写真パネルが降り、祐一郎さんの司会で美奈子さんへ黙祷を捧げました。美奈子さんが歌う「オン・マイ・オウン」が少し流れて、キャストの頭上・・・真下から見上げるような位置に写真があったので、祐一郎さんは写真が見える位置まで移動してジッと写真を見つめていらっしゃいました。そしてキャストから美奈子さんへ「ピープルソング」が捧げられました。劇中で聴くよりもずいぶん寂しい雰囲気で、ちょっとうつむき加減で唄う祐一郎さんの姿が印象的でした。

今日から始った大阪公演・・・うちの母親は何故か「レ・ミゼラブル」は暗い話だと信じ込んでいるようなのですが、素敵な楽曲が満載の温かい舞台です。チケットもまだあるみたいですので、ぜひ皆さんもこの感動を味わってみてください。

2005.3「レ・ミゼラブル観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/03/post_26b1.html

2005.5「レ・ミゼラブル観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/05/post_851f.html