ECCに通い始めて2年目になりました

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仕事に役立てたい!英語字幕で映画やドラマが観たい!ブロードウェーミュージカルを観に行きたい!WordPressのヘルプを見ようと思ったらすぐに英語で分からなくなるのが悔しい!とにかく何か勉強したい!という思いでECCの英語レッスンを受け始めて1年が過ぎました。

2年目の現在、ECCで私は、ENVISION(エンビジョン)と、PowerEnglish(パワーイングリッシュ)のコースを受講しています。

ENVISION
は、今年から始まった文法も学べる英会話という感じのレッスン。テーマはあるのですが、お決まりの設定だけではなく、いろんな例文がテキストに載っていて、自分に当てはまるものを覚えて使えるようにしていきましょうというレッスン。セリフのように一つの流れを覚えたら終わりではなく、自分の言葉で自分の会話を続けることを求められます。
PowerEnglishは、学生の頃に受けた英語の授業のように英文法やリスニング、リーディングを学ぶことができます。TOEIC対策にもなるレッスン内容ですので、随所にTOEICでは・・・という話が聞けます。なかなか英文法に特化して教えてくれる英会話スクールは少ないので、こちらのレッスンだけを受けに来られている方もいます。

先生方がまた凄い。面接や筆記試験を通過してもその後の研修がかなり厳しいそう。そんな難関を突破した先生なので、生徒が考えた英作文の誤りというか、日本人と映画圏での感覚の違いを交えて、ズバッと正しい答えを出されます。また、常に勉強をされており、活きた今の英語を習うことが出来ます。
本当は誤っているということを理解して使いましょうという前置きの上で教わったコーヒーの数え方。コーヒーは、不可算名詞なので「two cups of coffee」が正しいのですが、今のアメリカのカジュアルな場では、「two coffees」を使うこともあるそう。アメリカ英語とイギリス英語の違いもよくお話してくださいます。
先生のテキストを拝見すると書き込みで溢れていて、可能な限り持っている知識を注いでくださろうという思いを感じて身が引き締まります。ECCでは、年に何度か先生を評価するアンケートもあります。生徒の成績だけでなく出席率が先生の評価になるのだとか。

そして、スクール生について。英会話スクールって学生や若者が多いのでは?と思っていたのですが、都会の真ん中にある私の通うクラスは、むしろ大人が多いです。職場で昇進のためにTOEICの点数を上げねばならない人や、仕事やプライベートで役立てたいと思って多くの大人が通っています。クラスメイトの年齢幅が広いこともとても楽しいです。
大学生や高校生に近頃の学生事情を聴くのも面白いし、社会人のクラスメイトとは異業種交流のような感じです。レッスンを離れて、ご飯行きましょう!飲みに行きましょう!ということもあります。そんな場でも話題の中心は、やはり英語の勉強について、TOEICについてになるのですが。

ECCに通っている方たちは、とても前向きで面白いです。ECCで出会う人は、人生長いね~とお疲れモードな話をする人はいません。
人生100年時代だから、いろんなチャレンジをしなきゃ!」というパワフルな前向きの話をされます。
2年目の私は、未だにレッスンで真っ白になっちゃうこともありますが、レッスンに通うのが楽しいです。

 

さて、そんな私の去年の今頃はどうだったかと言うと。。。

5月から始めた英語レッスン。社会に出て20年。英語とはまったく縁のない仕事をしていたら、学生時代の記憶はさっぱり無くなっていました。なんとなく聞いたことがある。なんとなくやったことがある。そういえば、そんな話を聞いたことがある。。。そういう記憶がむしろ邪魔をして、大人になって再開した英語の勉強は、マイナススタートとも言える状況でした。

そもそも4月のスタート時期を逃して5月の最終週から途中参加したレッスンは、とてもとても大変でした。
レッスン以外で自分でも努力をしなければと思うのですが、どこから英語を復習すればよいのかわからなくて、高校受験用の参考書を読んだりもしました。スクールに通い始めて3ヶ月は、超簡単な英作文「あなたに兄弟か姉妹はいますか?」というレベルが書けず、教室で真っ白に燃えつきました。「do」って何だっけ?で先生をビックリさせました。クラスメイトの顔も見られず、いい大人なのに泣きそうって何度思ったことか。。。

さすがにこれは不味い・・・なんとかしなければ!!ということで、夏に5日間集中の夏期講座に参加して1日中英語漬けを経験。その後、ECCがスクール生に無料で開講している、英語で外国人の先生とフリートークをするクラスに勇気を出して参加しました。(ECC生は誰でも参加できますが、一部のスクールでのみ開講です。)
外国人の先生と生徒でフリートークをするなんて場に、初心者が参加して良いのか悩んだのですが、行っちゃえ!で参加したレッスンで先輩の皆さんは、とても優しく、困ったときに自然に手を差し伸べてくださる方ばかり。私の言いたいことの意を汲んで支えてくれる人ばかりで、クラスの垣根を越えたお友達が山盛り出来ました。

そこで出会ったECCに4年間通って英語がペラペラの先輩は、会社から求めらえたことがキッカケで通い始めたそうなのですが、”英語にハマったんです”とおっしゃっていました。
レッスン中に色んなメモを取り、数か月に1回それを読み返したり、単語を覚えるための本を常に携帯されていて反復学習をされているそう。そして、レッスンやフリートークで実力や課題を確認し、また新しい知識を入れて行くのだとか。
私なんかは、とにかく”分かる内容のクラスにいたい”と思っていたのですが、その方によると、少しハードルが高いクラスの方が勉強になるんですよと。それを伺って、レッスンに「ついて行けないからレベル下のクラスで受講したい!」じゃなく、「これは良いハードルなので、この内容をマスターしなければ!理解しなければ!越えなければ!」と思えるようになりました。
フリートークに参加したおかげで、通常のレッスンにスクールに行くとクラスメイト以外の知り合いがいます。振替レッスンで、違うクラスに行っても知っている人がいるというのは、とても心強いです。

そして、2年目の今。昨年の前半に落ちこぼれた部分を復習しながら、新しい1年を過ごしています。去年の今頃は、泣きそうだった英語レッスンも、今年は平気です。大きな会社の役員さんなんだろうなぁ~な方や、就職活動中なんですという大学生と共に、同じ教室で勉強しています。なかなかこういう幅広い世代(学生、新・中堅サラリーマン、役員クラス、シニア)がクラスメイトとして共に学ぶ場って、あまり無いのでとても不思議で面白いです。
クラスメイトと成績を争うことはありませんが、常にみんな自分のバージョンアップに励んでいます。

ECC歴2年目、まだ”ひよっこ”な私なので、英語のアドバイスはできませんが、受講に関するアドバイスを書いておきます。英語を習いに行ってみようかな?と思ってこの記事を読んでくださった方がいたらぜひ参考にしてください。

<アドバイスその1>
ECCは、頑張らなくても気づけば頑張っている自分なれるスクールです。いざ通うとしても自分でどうやって勉強したら良いかわからない・・・と思う方も安心してください。予習と復習の宿題が出ます。英語は、スクールに通うだけじゃなく自分で勉強をしなければ伸びません。1時間もあれば終わる程度の宿題ではあるのですが、とにかくレッスン前後に自分でテキストを開けるキッカケが用意されています。なので、テキストが変わる時期に、古いテキストを持ってきて困る人もいません。それだけ、みんなきちんと授業内容を把握しています。

<アドバイスその2>
スクールでは、英語名のニックネームを付けます。下の名前をそのままっていう人もいるのですが、ニックネームで呼ばれている時は違う自分になれますし、立場も年齢も関係なくなります。私も最初は、寒い制度だなと困ったのですが、案外、使ってみると便利です。クラスメイトでも本名を知らない人がほとんどです。寒いと思わず、恥ずかしいと思わず、ニックネームを付けることを強くオススメします。

<アドバイスその3>
何度も書いていますが、年齢幅はとても広く中学生からシニア世代までいます。でも英語では同じレベルのクラスメイトです。誰とでも気軽にお話ししましょう。レッスンギリギリに教室に行くのではなく、可能であるなら、5分10分早く行っておしゃべりタイムを楽しみましょう。上級クラスになると英語で話しているようですが、ひよっこクラスは日本語で色んな話をしています。先日の地震の話、ワールドカップの話題、出張で行った海外の話・・・。色んな職種、世界の話を聞くことができます。学生も積極的だし、大人チームも英会話を学びに来るだけあって社交的な方ばかりです。世代を超えた人との繋がりは、英語学習以外にもきっと新しい発見に繋がります。在籍するクラスで楽しむことが出来るかどうか。それは、あなた次第です。

<アドバイスその4>
年齢も上になってきているので覚えられないとおっしゃる方。私もそう思っていましたし、実際に周囲にそう話していました。そしたら、夏期講習で出会った10歳年上のクラスメイトに言われました。「あなたは若いから覚えられるでしょ」と。そして、その方自身も通常クラスで10歳上のクラスメイトに「あなたは若いから覚えられるでしょ」と言われたそうです。
世界最高齢になるまで、あなたは誰かにとって若い人なのです。年齢を理由に諦めてはダメです。

ECC公式サイト:https://www.ecc.jp/