今年は25作品の舞台・コンサートを観ました。一昨年までジャニーズ一辺倒だった私が、ハムレットで井上芳雄さんにヒトメボレ。未だに覚えています。客席通ってステージへ上がるという演出で、背後からやってきて横を通られたときの衝撃を(^^ゞそこから私の観るものが大きく変わりました。今年はお勉強も兼ねて観たいなって思ったものを幅広く見ようということで色々観に行きました。
<ミュージカル>
「SHIROH」「SHOCK」「レ・ミゼラブル」「ファンタスティックス」「CATS」「モーツァルト!」「シンデレラストーリー」「キレイ」「夏の夜のロミオとジュリエット」「赤毛のアン」「エリザベート」「リトルショップオブホラーズ」「コーラスライン」この中で一番印象深い作品といえば、やはり「SHIROH」です。あんなに観ながら登場人物を応援して、ドキドキして、敗戦に向かって坂を下っていく登場人物に涙した作品初めてでした。あと2005年はやはり「モーツァルト!」と「レ・ミゼラブル」。
<ストレートプレイ>
「ロミオとジュリエット」「歩兵の本領」「R&J」「そして誰もいなくなった」「お父さんの恋」「荒神」「近代能楽集」「吉原御免状」「天保十二年のシェイクスピア」「ダブリンの鐘つきカビ人間」この中では「R&J」が良かったです。男性4人で「ロミオとジュリエット」ってどんなもんなの?なんて警戒しつつ観にいったのですが、セットはものすごくシンプル。なんの扮装もなくロミオとジュリエットの世界に引き込んだのは本当に素晴らしかった。これはぜひ再演して欲しい作品です。「お父さんの恋」も良かったなぁ~。重いテーマをあんなに温かく見せることが出来るんだ・・・と、感心しました。
<コンサート>
「井上芳雄・星に願いを」「中川晃教・ライブツアーCODE:2005」歌を聴いて涙する・・・貴重な体験をさせてくださるお二人でした。井上さんの「わたしは青空」「ニーナ」何度聞いても涙です。中川くんの「セルの恋」。中川くんがヒトデのセルくんに見えて、とっても切なかったです。
<人物>
今年出逢った、もしくは、私の中でピントがあった人は「中川晃教」「泉見洋平」「池田成志」この3人。中川晃教くんは歌手という印象が強く、SHIROHも、実力の程を観にいってやろう・・・なんて気分で観にいって、見事に「なんじゃこれ?」な気分。中川くんが声を出した途端に惹かれてしまいました。こんなにナチュラルに、お話をするかのように何の気負いもなく歌える人がいるのだと感心。泉見洋平さんは、去年「ミス・サイゴン」で拝見していたのですが、役が「殺すぞ!呪うぞ!」なんてずっと言っているような役で、後半出てきたら幽霊で顔が緑色だし・・・。声のパワーに心惹かれつつ、なんて怖い人なのだろうかと(^^ゞなので東京でレ・ミゼラブルを観ようと決めた時も、泉見さんじゃないキャストを選んでいたのです。ただやっぱり気になっていたのでレ・ミゼのCDだけは購入。それを聴いたら見事にはまりました。ミス・サイゴンでも迫力ある歌声が印象的だったのですが、泉見さんの悔しさ混じりの「カフェ・ソング」も大迫力。ああ・・・こういう歌い方もあるんだ・・・と感動。すぐにチケット獲って観に行きました。そして、「池田成志」さん。この人もDVD版「シンデレラストーリー」や「SHIROH」でも観ていたのに、全然印象に残ってなくって。「お父さんの恋」でピント合いました。なんて上手いの!なんて面白いの!って。あのちょっとダルそうな悪っぷりが最高。すっかりファンになって今はDVDになった作品を順に観ているところなのですが「レッツゴー!忍法帖」はめちゃくちゃ面白くて成志さん気になっている人にはお勧めです。
さてさて、来年は「マンマ・ミーア」「レ・ミゼラブル」「12人の優しい日本人」「・・・and the World Goes ’Round」「アルジャーノンに花束を」「アンナ・カレーニナ」「ライフインザシアター」「ミー&マイガール」「ダンスオブヴァンパイア」なんかは既に観ようと決めています。その他何が来るのか本当に楽しみ。今日ろっくりばーから会報が届いたら、所属タレントの近況報告の中に中村友里子さんのお名前が。中村友里子さんと言えば、『赤毛のアン』でアンの親友ダイアナ役をされていた私のお気に入りの方。来年の活躍がとっても楽しみです。早速アンナ・カレーニナにご出演されるそうで、こんなに早くに再会できるとは・・・嬉しさ倍増です。(*^o^*)
今日で今年も終わり・・・来年の目標は・・・足が綺麗に上がるようになる!って、完全にコーラスラインの影響大。実は私、体が非常に硬く、前屈記録はマイナスです(^^ゞ結果報告は来年のこの欄で。・・・という目標を掲げましたが、ダンスをしている訳でもなく、足が上がっても私の人生にはプラスになる要素は・・・無いかもしれない(^^ゞ