皆様、あけましておめでとうございます!良いお正月をお過ごしですか?今日は私の今年初観劇でした。今年の一本目は劇団四季「マンマ・ミーア!」を観てまいりました。今日程「四季の会」に入会していてよかったと思ったことはありません。『マンマ・ミーア!』めちゃくちゃ最高に素晴らしかった!!なんで、もっと早くに観にいかなかったのだろうと悔やむばかりです。
私が「四季の会」に入ったのはちょうど1年前。大阪の四季劇場が始動した頃でした。ちょうどミュージカルに興味がメキメキと沸いてきて、大阪に四季劇場が出来たら見に行く機会も増えるかもしれないし、四季の会に入るとチケットが1,000円引きになるっていうのも重要なポイントでした。2公演観たら会費がペイできるのねって(^^ゞしかし、入会したものの、「マンマ・ミーア!」たぁ、何?アバって誰?っていう状態で、マンマ・ミーアが終わって次の演目になったら観にいくべ・・・と。ところがロングランにロングランを重ね一向に終わる様子が無い。仕方ないなぁ~1回ぐらい観ておくか・・・と、9月ぐらいだったかな?に、今日のチケットを獲っていたのです。発売日に獲ったから、10列目センターと、とっても観やすい席。大阪四季劇場はとても綺麗で、ああ・・・ええとこ来たなぁ~。なんて、ほっこりしつつの観劇でした。
このお話は結婚が決まった女の子が、母親の日記を見て、自分の父親の可能性がある男性3人を母が切り盛りするホテルに母には内緒で招待。誰が父親かを見極め共にバージンロードを歩きたい!というお話。母ドナの昔のロックグループ仲間も結婚式にやってくるのですが、ドナとターニャとロージー・・・この3人の関係が最高!めちゃくちゃ温かくて面白かったです。そしてパパ’sの3人がこれまた素敵。今日の私の大収穫はそのうちの一人サム役の「渡辺正さん」でした。いやぁ~素敵!客席から見たら山本耕史さん似。歌い方もすごい似てました。ちょっと声が篭る感じで、台詞は微妙にいっこく堂。だけど、歌になったら時差が埋まるんですよねぇ~。いや、そんなところもすごく素敵で、山本耕史さんをちょっと大人にして不器用にしたような人。カッコいいし、スタイル良いし、甘い顔だし・・・大好き!ドナがかつて一番愛していたのは、このサムなのですが、サムとドナの歌がこれまた素敵で、観ていて悲しくて切なくて涙が止まりませんでした。まさか、泣ける話だとは全く思ってなかったものでハンカチはバッグの中・・・一度流れ始めた涙は止まらず、結局最後の結婚式のシーンまで涙流しっぱなし(^^ゞああ・・・今思い出しても良いお話でした。笑って泣いて、最後にドーンと盛り上げる。良い話だったなぁ~。そして、素敵だったなぁ~サム(^^ゞ
本日のキャストは娘ソフィ:五十嵐可絵さん。母ドナ:保坂知寿さん。この二人本当に素晴らしかった。声良いし、チャーミングだし、歌上手いし・・・大感動。ソフィの婚約者スカイ役の鈴木涼太さん。あんまり顔は好みではなかったのですが、フィナーレのダンスシーンはすごく素敵でした。この役東京で1週間ぐらいだけかな?津田英佑さんが演じられたことがあるのですよ。津田さんと言えば、私のオリジナルのマリウスだったりします。一昨年初めてレ・ミゼラブルの片鱗を体験したレ・ミゼラブルinコンサートでマリウスを演じた・・・歌ったのがこの方だったのです。2階席から見たもので、遠目に尾上菊之助さんに似た人だなぁ~好みだなぁ~なんて思いつつ観ていたのです。この人のスカイもぜひ観てみたかったなぁ~。
というわけで、にわか四季ファンの私。1年分封も切らずに仕舞っていた会報誌「ラ・アルプ」を引っ張り出して、チラッと写る渡辺正パパを発見して、ニヤリとしております。ああ・・・「マンマ・ミーア」本当に素晴らしい楽しい作品でした。皆様も機会がありましたらぜひ足をお運びください。私も近々また観にいっちゃおうと思ってます。