レ・ミゼラブル

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DSCF0271 行ってきました、新春観劇第二弾。気分はまだマンマ・ミーア!のギリシャ気分。そんな中、向かうはフランス。今日はレ・ミゼラブルでした。お席は特等席。前から4列目のセンターブロック。ステージがかなり高く作ってあるので近すぎました・・・もうちょっと後ろが見やすい席かも。ただ、やっとアンジョルラスがアンジョルラス役じゃない時に何をしているのか判明&みんなの細かいお芝居が見えて楽しかったです。そして今日のお目当てはやっぱり泉見洋平さん。今日は集中して、泉見さんのマリウスを観てきました。いつも祐一郎さん観たり、岡さん観たり・・・なにかと忙しかったもので。マリウス役の泉見さんをこんなに近くで観るのは初めてだったのですが、やっぱり素敵でした。歌もバッチリ!そうそう、今日のハプニング。「エポニーヌの使い走り」のシーンで、マリウスが出てきたと思ったら、ガシャンって音。マリウスが懐中時計落とした音でした。歌は続き・・・さ~て、あの時計はどうなるのだろう?と思っていたら、マリウス自身がハケル時にさっと拾って行かれました。金属だから派手な音したのですね。果たして壊れてないのか・・・それがちょっと心配です。そして、今日は泉見さんの握手会の日だったのですが・・・前回当選したもので、今回は残念ながら落選でした。

さて、その他のキャストについて。アンジョルラスの坂元健児さん。声が本当にめちゃくちゃパワフルで魅力的。坂元アンジョルラスが唄うと、ものすごく心に響き、涙がどわ~っと。アニキって感じで頼りたくなります。コンブフェール役の小鈴まさ記さん。どこかで見た顔だと思っていたら、アンジョルラスもされている方だったのですね。この役2003年版ではマンマ・ミーア!のパパ’sの一人「渡辺正さん」が演じられていた役。ああ・・・ここに渡辺さんがいて、ここを唄っていたのねぇ~と、途中でギリシャの風も感じておりました。ジャベールが鈴木綜馬さん。声が響いてとっても綺麗。また目が結構怖くて素敵でした。舞台じゃない写真なんかを観ると優しそうなお顔なのに・・・役に合わせて顔変わる・・・さすがです。バルジャンは別所哲也さん。リトルコゼットをクルクル回して、ご自身がフラッとされており・・・ああ、やっぱりフラッとしちゃうものなのだ・・・と、変な発見。別所さんのバルジャン、前半かなり好きでした。歌もナチュラルで上手い!ただ、コゼットが大きくなった途端にめちゃくちゃヨボヨボになっちゃうのが、どうも苦手。良いなって思ったのが下水道のシーン。マリウスを担ぐスタイルがどんどん変わるのです。出てきた時はお姫様抱っこ。その後明かりが入るところを通るごとに変わっていきました。マリウスの足が前、頭が後ろでバルジャンの肩にマリウスのお腹を乗せて担いだり、おんぶしたり、、バルジャンの頭をマリウスのお腹が抱くように両肩に載せて担いだり・・・ステージを一周するシーンなのですが、担ぎ方が変わるだけで、ものすごい時間経過と苦労がわかって素晴らしかったです。怪我した成人男性を、怪我した老人が担いでいるんですもんね。そりゃ何度も姿勢変えなきゃ辛いですよね。妙に納得させられました。素晴らしかったです!!そして、今日の指揮者は塩田明弘さん。指揮者でそんな変わるものか?なんて実は思っていたのですが、違うもんですねぇ。音と歌と芝居が気持ちよい相乗効果を起こしておりました。

さて、私のレ・ミゼラブルも残すは、あと1回。山口祐一郎さん、今拓哉さん泉見洋平さん。そして、お待ちかねの東山義久さんのアンジョルラスです。楽しみ(*^o^*)

2005.3「レ・ミゼラブル観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/03/post_26b1.html

2005.5「レ・ミゼラブル観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/05/post_851f.html

2005.12「レ・ミゼラブル大阪初日観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/12/post_1ab0.html

2005.12「レ・ミゼラブル大阪12/16観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/12/post_ec80.html

2005.12「レ・ミゼラブル大阪12/20観劇記」:http://prince.tea-nifty.com/moon/2005/12/post_26b1.html