博士の愛した数式

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数年前・・・たぶん出版された時ぐらいに原作を読んでいるのですが、さっぱり覚えてませんでした。でも良い話だったよなぁ~なんていう記憶を頼りに観に行きました。めちゃくちゃ素敵な映画でした。大きな事件が起きるわけではないのに、涙が止まらなくなりました。ものすごく雰囲気がよくて・・・ちょっとした言葉がじんわり来るのです。√もπも素数も約数も・・・学生時代の記憶は封印済みでしたけれど(^^;数字や数学が冷たい機械的なものではなく、文学的なところもある温かいものでもあることを知りました。「数学は難しいよ~。ちょっとわからなくなったら取り返しがつかないよ~。」なんて洗脳されて無理やりテスト用の勉強してきたのは、本当にもったいなかったなぁ。数学というものに触れる直前の・・・難しいよ~なんてことを言われる前に観たかったです。あっ、でも・・・きっと今からでも遅くないな。映画に出てきた数学の意味がわかったら、少し自分の世界が広がるかもしれませんよね。