キャラメルボックスの「あした あなた あいたい」と「ミス・ダンデライオン」を観てきました。すっごく良かったです!!タイムマシンものって歴史を変えてはいけないとか、未来から来たことを人に話してはいけないとか、その時代の自分に会っちゃいけないとか…色んな決まり事があって、先が読める悲劇的な部分があるものが多いのですが、そんな科学的な事情は全く関係無く良い感じに話が展開していって、一兎も二兎も追えちゃって、気持ち良くハッピーエンド。とても楽しくて、心にグッとくるお話でした。
今回の作品は1時間もの2本立て。通し券で同じ席で観ても良いし、バラバラで取って違う席で観ても良いし、どちらか片一方だけ見ても良いし。かなり融通の利く作品?!だったのですが、もちろん私はせっかく行くのだから・・・というのと、テーマに興味があったので通し券で両方観ました。キャラメルボックスでは恒例らしいのですが、前説があって、2本立てだから中説もあったりして・・・両作品共観るのはお勧めですよ。そして、中説があるぐらいなので、1本目と2本目の間に劇場外に出されることもなかったのです。1本目だけ観る人は終演後速やかに退場。両方観る人はそのまま座席に残ります。そうしたら中説の人・・・加藤さんが出てきて、チケットを全員手に持って頭上にかざして欲しいと。次に通し券の人は手を下ろす。通し券はすでに入るときにもぎっているので、新たにもぎってもらう必要無いですからね。バラバラでチケット取ってる人は、そのまま手をかざして待っていたら係りの人がやってきてもぎってくれるのです。それで完了。私は1階後方列だったのですが、そこから見渡したところ、かなりの人が通し券だったみたいです。とは言っても今日は初日。これから2本のうちどちらかを選んでリピートしてくる人も増えて大変かも・・・。劇団的にもこういう形は初めての試みらしいのですが、今日は全く問題なく進行していました。
私にとっては初・キャラメルボックスだったのですが、メチャクチャハマったわけではないけれど、またぜひ観に行きたいな~なんて思う劇団でした。甲乙付けがたいのですが、どちらかを問われれば「ミス・ダンデライオン」が好きでした。そしてキャストのお気に入りは大内厚雄さん岡田さつきさんが素敵でした。終演後の力の入ってないご挨拶が最高にチャーミングなお二人でした(*^o^*)