マリーアントワネット公式ブログからお題をいただいていたので、ちょっと考えてみました。
もしも自分がマリー・アントワネットだったら・・・そうだなぁ~。人って・・・育ってきた環境や今ある状況から学べるものの範囲って限られていると思うのです。その中で自分の経験から知識を得て、自分の考えだったり気持ちだったりが生まれて動いていくのだと思います。マリーは、庶民の暮らしを知る必要のない環境で育って、お金を節約することや・・・まして、お金を払ったり、稼ぐなんていう発想は無かったというか知り得なかったのでしょうね。欲しい=手に入る。もし私がマリーと同じ境遇で育ったとしたら同じ過ちを犯すだろうなと思います。だって、何をどうしたら良いのかさっぱりわからないんですもの。こうしたらいいのかな?っていう思考回路はきっと繋がらないままだろうし、こうしたらいいのかな?なんて自分を変えるような思考には及ばなかったでしょうね。
私がマリーだったら違っただろうなっていうのは恋愛面。人を愛する温度・・・情熱・・・って環境もあるけれど自分の中で燃やすものなんですよね。マリーは熱い人だったから、きっと高温でフェルセンも愛したし、同じぐらいルイのことも愛して慕っていたのだと思います。マリーって、何もかもが手の内にあるように思って生きてきた人だから、少しずつ何かがこぼれていくのが耐えられず、決して諦めることなく必死で全てを受け止めようしてたように思います。私は、きっと、おろおろしている間に全てこぼれて行くのだろうな。潔く断頭台へっていうのじゃなく、気付いたらそうなっていたパターン。・・・それって女版ルイなのかも・・・。でも、穏やかで優しくて争いを好まない・・・そういうルイの性格ってかなり好きです。私がマリーだったら、きっと運命に翻弄されて、抗うこともなく・・・ってなことになりそうです。ダメだなぁ~私・・・省エネで不完全燃焼だわ。
マリー・アントワネットはこれから1月福岡、2月大阪、そして4,5月には東京凱旋公演だそうです。3月にはハイライトライブ盤CDも出るそうなので、マリー・アントワネットという一人の女性の熱い人生に触れる瞬間を多くの人に持ってみて欲しいなと思います。マリーは悲劇の生涯と言われているけれど、誰しもあの熱い生き方に憧れる部分はあると思いますよ。