帝劇初日以来の『マリー・アントワネット』見てきました。帝劇では2階席だったので全体像をって感じだったのですが、今日は前から2列目。集中して見て来ました。う~ん・・・座席は、ちどり配列になってないし、盆を使っているので、通常よりステージが高くて、足元が見えないのが残念っちゃ残念でした。でも、キャストはさすがにめちゃくちゃ良く見えます。マリーアントワネットがイジメられているようにしか感じられなかった前回とは違って、色んな立場の色んな気持ちが見えたような気がします。涼風さんのマリーは一本筋が通っていて凛としていて、とっても素敵でした。あんな女性になりたいな。今日のマルグリッとは新妻聖子さん。帝劇でも新妻さんだったのですが、あの歌唱力には圧倒されます。そして、我らが井上芳雄さん。やっぱり上手いんですよね。声の響きは良いし。この『マリー・アントワネット』今度はドイツでの上演が決まったそうです。これは、日本のキャストが出るという形ではなく、作品がドイツであちらのキャストによって上演されるんですって。日本で作った作品がドイツで、ロングランで上演されるのだなんてものすごいことです。
今日は、塩田さん司会のトークイベントがあったのですが、ゲストは井上芳雄さんでした。終演後、15分休憩の後、その回のチケットを持っていらっしゃる方全員参加できますってことだったのですが、お時間の都合などでお帰りになる方もいらっしゃったりして、1階席分の人数弱ぐらいの方が参加されていました。井上さんは梅田芸術劇場が飛天だった時代にダンススクールの発表会?ダンスフェスティバル?で、この舞台に立ったことがあるのそうで、その時は控え室がリハーサル室を区切ったものだったのだとか。今は楽屋をいただけて良かった・・・なんて話をされていました。指揮者の塩田さんとのお話だったので、音楽のお話が多かったのですが、「モーツァルト!」で、ウェーバー家に初めて行った時の歌は入るところが難しいそうで、そこは指揮をジッと見てしまうのだとか、エリザベートの「ママは僕の鏡だから」も歌の入りどころが難しい曲なのだそうですが、エリザベートのオーディションでもこの曲を歌ったたそうなのですが、エリザベートの歌はすでに知っていたので、大丈夫だったそう。塩田さんが井上さんを誉めてらしたのは、演奏と歌が合わなくなりそうになると、チラッと指揮を見て、瞬時に上手く起動修正するこのがすごいそう。流し目じゃなく、チラッと指揮を見られるそうですよ。ちょっと次から目の動きなんかも見てしましそう(^^ゞこの作品は、「エリザベート」「モーツァルト!」と同じクンツェ&リーヴァイ作品なのですが、塩田さん曰く曲のフレーズが長いのだとか。やはりヨーロッパの大きな大陸で生まれた方なので、そういう曲が出来上がるのだろうか?なんて。また、長いフレーズの中で少しずつ音が上がっていったりするので、歌うのも難しいそうですよ。彼らの作った歌が日本人の心に響くのは、ちょっと日本の歌謡曲に似た旋律があるからじゃないかな?とも。フェルセンが唄う歌も加山雄三さんを彷彿とさせる曲があるのだとか。
開演前に投函された質問を読むコーナーもあって、井上さんへの質問で「洗濯はどうされているのですか?」には、今はお願いしている方がいらっしゃるそうなのですが、エリザベートで初めて大阪に来た時は、ルドルフの1幕最初の出が終わったら、洗濯機を回して干していたのだとおっしゃっていました。ちなみに塩田さんは車を持ってきてらっしゃるそうで、コインランドリーでされているそう。井上さんが、今回演じているフェルセンで工夫している点は、あまり動かないことなのだとか。「王妃様~」ってバタバタしたらねぇ~って、本当にバタバタしてみる井上さんがとっても面白かったです。なので、いつも大汗の井上さんが、この作品では汗かかないそうですよ。MAで他に唄ってみたい歌は・・・ってな質問には、誰が歌っている歌だったかな?シャウトがあるような歌が唄いたいって。うわぁ~井上さんどうしたの?喉を痛めそうな歌は苦手だったりしたのに・・・。その後、半券でサイン入りポスター抽選会があったのですが、これまたお帰りになっている方が多くて、なかなか当りが出ず大変そうでした。ちょっと、くじけそうになる井上さんが、これまた可愛らしかったです。私としては、ススッと進行しない分、長い時間井上さんと塩田さんを見ていられたので幸せでした。
今日の井上さんは、紺のパンツに水色ストライプのシャツを合わせてらして、とっても爽やかで素敵でした。出待ち、入り待ちをしない私にとっては、役じゃない井上さんを拝見するのは1年半ぶりかな?素の井上さんもとっても素敵でした。
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