西加奈子さんの「さくら」をたった今(AM2:41)読み終えました。とてもとても幸せな一家にとある事件が起きたことで、幸せの砂がさらさらとこぼれ出します。でも、最後に光る石が残ります。…そんな感じの小説でした。涙を流しつつ、暖かい気持ちになれました。
コメント
ただいまコメントは受け付けていません。
Every day is a new day. この世界は予想もつかない楽しいことで溢れています。
西加奈子さんの「さくら」をたった今(AM2:41)読み終えました。とてもとても幸せな一家にとある事件が起きたことで、幸せの砂がさらさらとこぼれ出します。でも、最後に光る石が残ります。…そんな感じの小説でした。涙を流しつつ、暖かい気持ちになれました。
ただいまコメントは受け付けていません。
「さくら」
この記事で小説カテゴリーが通算50記事になります。
節目の50記事目でご紹介するのは、「さくら」(著:西加奈子)です。
—–内容—–
ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四ヶ月で死んだ。
超美形の妹・美貴は、内に籠もった。
母は肥満化し、酒に溺れた。
僕も実家を離れ、東京の大学に入った。
あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。
そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。
僕は、実家に帰った。
「年…