島津法樹さんの「骨董ハンター南方見聞録」を読みました。かなり面白かったです。骨董商の島津さんが東南アジアのあちこちで買い付けをした時のことを書いたエッセイで、その様子はまるで宝探し状態。あるところにはあるんだなぁ~なんてシミジミ。それがめちゃくちゃ高いものじゃなく、アジアの骨董屋さんに埋れているものの中から国宝級を発見するのだから痛快。250ドルで買った古い箱から1200枚ものメキシコ銀貨が出てきたり、4万ドルのお皿が100万ドルに化けたり、骨董界はすごいです。
でも、この本の中で私の一番心に響いた言葉が、島津さんのお母さんの言葉。「寝るは極楽、金いらず。浮世のばかが起きて働く。」・・・これ、なるほどなぁ~と思っちゃいました。というわけで、私も昨日のお休みは一日家でビデオ見てました(^^ゞ