キャラメルボックスの「きみがいた時間ぼくのいく時間」を観てきました。
事故にあった最愛の妻を助けるため、39年前にだけ戻れるタイムマシンに乗った男が、未来のある地点を目指して過去を生きるというお話。
科学が発展してタイムトラベルが出来て運命を変えることも不可能じゃなく・・・まあ犠牲は伴うけれど信念さえあれば~なんて単純なものではなく。。。なにせ神のすることではなく生身の人間のすること。ああ、人ってナマモノでイキモノなのだな・・・と、39年という時間の長さを感じました。
人は、自分では自分の姿を追うことは難しいけれど、誰かを見守ることは出来るのですよね。
上川隆也さんが出演されるキャラメルは初めてだったのですが、照明の当たりが良いというか・・・ああいうのがオーラなんでしょうね。髪の色を差し引いても?!上川さんの周りを明るく感じるのです。でも、キャラメルのすごいところは、もしこれが上川さんが出演されてない作品だったとしても、きっと同じ感動が得られただろうなと思わせること。作品の素晴らしさと、劇団員のクオリティーの高さに脱帽です。