沈まぬ太陽

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山崎豊子さんの「沈まぬ太陽(3)御巣鷹山篇」を読みました。
3年程前に日航機事故に関する本をたくさん読みました。その総集編ともいえる作品でした。日航側(本書の中では国民航空)の話、遺族側の話、また、事故がおきた過程や、その後の調査について・・・。

本を読む時に、ついやってしまう期待。飛行機が落ちなかったら良いな・・・とか、生存者がいるかもしれないとか・・・。この事故に関しては多方面から本を読んだので、ある程度何が起こったか知っています。それでもつい明るい要素を探してしまい、打ちひしがれるばかりでした。ちょっとしたタイミングやきっかけで起こってしまう大きなこと。悔しさを感じます。

7月5日に映画「クライマーズ・ハイ」も公開されます。これはその日航機墜落事故を追いかけた新聞記者の話です。この映画も見に行こうと思っています。

cry for the moon (2005.10.13)20年前の事故