誘惑に負けて上巻だったらテレビ放送に追いつかないよね・・・なんて思って「天璋院篤姫(上)」買っちゃいました。ところがこれが結構文章が難しい。。。普段使い慣れない言い回しとか、専門用語とか役職名とか・・・日本語の文章を読んでいるのに、頭の中の意味を解する部分に若干タイムラグを発生するのです。目と頭が微妙にずれる感じがします。こりゃ一種の頭の体操だな。。。
近頃、本をたくさん読んでいます。というのも図書館に予約した重松清さんの「カシオペアの丘で」の上下巻と、宮部みゆきさんの「楽園」の上下巻が一緒に届いて、人気のある本だから2週間で返して欲しいと。。。読みましたとも!2週間で全部。
「カシオペアの丘で」は北海道で育った幼馴染4人組が39歳になってさまざまな事情を抱えて再会するという話。癒しや赦し・・・与えられるものじゃなく自分の中でストンと納得出来てこそ得られる気持ち・・・なかなかそういうのって難しいものです。
そして「楽園」これは、「模倣犯」に出てきた登場人物が出てくる作品ということで興味を持ちました。ところが私ったら模倣犯、本も読んだし映画も観たし・・・面白かった記憶はあるのにさっぱり話を覚えてなかったのですよね。。。ってな私でも楽しめる本でした。ある少年が交通事故で亡くなるのですが、その少年は人の記憶を見るという第三の目を持っていたかもしれない。その真相は?!ってな話なのですが、ワクワクドキドキの展開であっという間の上下巻でした。