映画「Sweet Rain 死神の精度」を観てきました。久々、マイカルのレイトショーです。お客さんはたったの7人という寂し・・見易さ(^^ゞ
最近、私の理想のタイプ1位は小泉孝太郎くんだったのですが、やっぱり金城武さんか?なんて思っちゃうほど、素敵な金城武さん満載でした。ロングコートっていうのかな?スーツのジャケットの長いの。あれをカッコよく着こなす貴公子風、好青年風、ヤクザ風、カジュアル風・・・各種取り揃えて?色んな登場をする死神でした。またその死神が天然でとってもチャーミング。私もあんな風に手を引かれて街を疾走してみたい・・・いや、走るのは好きじゃないけど。まあね・・・金城さんとならやってみたいかな。。。
死神の口癖?というか、死神・千葉がターゲットに質問をする「君は、死ぬことについてどう思う?」。う~ん。私は・・・死ぬことって生きてる人の権利だと思っているのです。人間死ぬ気になったら何でも出来るっていうのは、死ぬほど辛いことはないんだから頑張れるってことなのかな?私は、死んじゃいたいぐらい辛くなったら死ねば良いから、とことんまで頑張ってそれでもダメだったら、そういう選択をするのも個人の権利だと思ってます。ただ、もし私が死ぬことで誰か世界中で一人でも嫌だなって思ってくれたり、悲しんでくれたりする人がいそうなら、それはまだ死を選ぶ段階では無いと思ってます。何事も捉え方の問題。一人しか居ないって思うか、一人居るって思うか。。。基本マイナス思考の私も、日々、どう自分を盛り上げるかが課題(^^ゞこないだ紹介した本「オロロ畑でつかまえて」に出てくる台詞「すべてをなくしても、俺には俺がいる」。案外これって心強いんです。
・・・って、登場人物に自殺ってのはありません。不慮の事故死。死神が関わるのはそういった死のみ。病死も自殺も管轄外なのだとか。金城武さん演じる死神・千葉は雨男。いつも地上にやってくると雨が降ります。そして止まない雨は無い。とても映像の綺麗な映画でもありました。原作をもう一度読んでみたくなりました。この映画には不本意な死はありません。やるべきことを成し遂げて迎える死です。
さて、今日の予告編で行きたい!って思った映画「最高の人生の見つけ方」。ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンです。5月公開だそうです。これもある種「死」がテーマ。余命6ヶ月を宣告された老人が残された時間をどう過ごすか。この二人は・・・残された時間でスカイダイビングとかしちゃうみたいです。すごい!