オロロ畑でつかまえて

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荻原浩さんの「オロロ畑でつかまえて」を読みました。村おこしをしようと一念発起する田舎の青年団と今にも潰れそうな東京の広告代理店の奮闘を描いた作品なのですが、萩原浩さん作品の特徴とも言えるのかな?!ゆっくりのんびり面白可笑しく、けして痛快サクセスストーリーにはならず、ちょびっと辛口、でもほんのり暖かく話が展開していきます。

この作品で印象に残った一文が『すべてをなくしても、俺には俺がいる』。妙に「そうだよなぁ~私には私がいるよな。。。」なんて気持ちがストンと落ち着きました。
(Amazon:オロロ畑でつかまえて