冲方丁(うぶかた とう)著「光圀伝
」読み終わりました。
めちゃくちゃ面白かったです。今年読んで一番面白かった本に「天地明察
」をあげていたのですが、う~ん・・・光圀伝にも唸らされました。
水戸光圀=水戸黄門。テレビドラマのおかげでカカカッ!って笑う気の良いお爺さんというイメージしかなかったのですが、本当は虎のように鋭くて、猛々しく、文芸にも秀でて、政治手腕も凄かった・・・そいうマルチな人だったようです。
光圀以外にも、出てくる人出てくる人、みんな魅力的。751ページすべてが面白くて・・・集中して読んでしまいました。最初と最後がリンクしているもので、つい最後からまた最初に戻っちゃったりして。
心に留めておきたい文章も多々あり、もう一回読まねばと思っています。