アイヌとガラス玉の交易

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「アイヌとガラス玉の交易」というお話を聞いてきました。
先日、北海道で買った「アイヌ玉」というタイトルのガラス玉。こちらは先生によると思いっきり、なんならアイヌとは関係のないぐらいのお土産ものだったようですが、今回のイベントへの興味をもたせてくれたものとして許す&この青がとてつもなく好きなので許す。

さて化学が関わらないこういう話は、なんとクリアに理解できるのでしょう。反対に新しい発見として記憶に残るものが少ないぐらいの浸透度でした。

 

アイヌ玉というのは、世界的見て玉のサイズが大きい立派なもので、家族代替受け継がれているのだそう。でも、アイヌ民族自体ははガラスを製造しなくって、アイヌ玉は中国や樺太経由で入ってくる労働の対価として手に入れていたものなのだとか。江戸にはアイヌ向けにガラス玉を作る工房あったそうです。

当時の交易レートとしては、青玉は交渉次第ということで、かなり高価?
北海道産のクロテン4枚と樺太のクロテン1枚が等価。
カワウソ1枚だったらクロテンは2枚。
古手の着物と交換するにはクロテンが15枚必要だったのだとか。