SHOCK

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DSCF0395惚れました!光一くんのビジュアルではなく才能に。今回は職場の方のお友達にチケットを譲っていただき、とっても良い席で観ることができたのです。あちこちで「SHOCK毎年観ているんです」っていうのを言っておくことも良いことだなぁ~なんて思ったりして。でも、いまだにSHOCKを知らない人もいることを知り驚き。前日、エステに行ったら、エステシャンの方が「SMAPのコンサート毎年行ってるんです」「KAT-TUN好きなんです」「仁くんが~」なんて話をするので「明日SHOCKへ行くんだ~」って話したら「SHOCKって何ですか?」って。SMAPとKAT-TUN好きで、なぜ知らん?!

さて、SHOCK・・・今回見事に光一くんとSHOCKのコウイチがダブって涙涙でした。光一くんだったら幽霊になってでも舞台公演を続けるんだろうなぁ~なんて思ったりして。そういえば何年か前のKinkiコンサートで、最近のジュニアは機転が利くようになって・・・みたいな話になって、万が一ステージ上で光一くんが倒れても、何もなかったかのように裏に運んで行ってくれるだろう・・・なんて言ってたのです。まさにそんな感じ。

よくこの作品にはストーリーがあるの?なんて訊かれるのですが、「あります」。コウイチ(堂本光一くん)は小さい頃からの仲間と共に舞台公演をオフブロードウェーで上演しています。彼の持論は「Show must go on」。何事があってもショーは続けなければならない。コウイチをライバル視している仲間に錦戸亮くん演じるリョウ(今回は翼くんが怪我したため、2月は錦戸くん、3月は今井翼くんというキャスト。翼くんが戻ってきたら役名はツバサに。)リョウはリカ(田畑亜弥さん・・・新感線の「吉原御免状」でおしゃぶ役をした女優さん)が好き。リカはコウイチが好き。コウイチは・・・舞台が好きっていう一方通行な状態。リョウにとっては、そんなコウイチが自己中にしか見えない。そこまで「Show must go on」と言うのなら・・・と、本番中、殺陣のシーンで刀を本物にすり替えるのです。切ってやれ・・・ってことではなく、自分の刀をわざと落とし、違う刀を手に入れる・・・のです。近くの人から差し出された刀をコウイチが受け取る。そこでコウイチは本物であることに気付く。それをリョウに差し出すことが出来るか・・・リョウはいくらなんでも渡せないだろうと踏んでいたのです。ところが、コウイチくんは気付いていながらも、刀を差し出し、台本通りの展開に持っていく。そして、切られる・・・。事故から1年後・・・コウイチは病院で息を引き取るのです。・・・が、コウイチは自分が死んだことに気付かず、幽霊になってステージに戻ってきます。戻ってきたコウイチとリョウは話し合い誤解を解き、和解。そして、リカはコウイチに死んだことを理解させる。みんなが一致団結してコウイチ最後のステージへと続いていきます。

今回は翼くんが怪我をして、錦戸くんが出ていたのですが、錦戸くんすごく良かったです。ダンスはイマイチですが、お芝居に説得力がありました。鼻を真っ赤にしてコウイチと和解へと続く話し合いをしていたのが印象的。「最後のステージ」の共演者が石川直さん。「blast!」でスネアドラム叩いている方なのですが、本当に素晴らしかった!去年拝見した時は、余裕無い感じで緊張されているのかな?なんて・・・ドラム叩く以外のシーンではなんだか不自然さを感じていたのですが、今回はしっかり仲間になっておられました。そして、光一くん。フライングもマジックもダンスも素敵でした。衣装やセット、照明、演出・・・舞台すべてにおいて彼の意見が反映されているんだろうなぁ~。なかなかここまで出来る人も居ないだろうし、やらせてもらえる環境も無いでしょう。でも、そういう環境を作らせたのは光一の力なのだろうと思います。完成度の高いショーでもありますので、観たこと無い人はぜひ一度・・・と言いたいところなのですが、チケットはほぼ一般発売無く、抽選予約という形で完売済み。来年も再演が決まっているそうですので、来年こそチャレンジしてみてください。また新作のお話も進んでいるそうで・・・もしや、1ヶ月SHOCK、もう1ヶ月は新作?!なんてことになると、またチケット争奪戦の激しさが増すのだろうと予想すると恐ろしいです。