さよならバースディ

荻原浩さんの「さよならバースディ」を読み終えました。読み終わった後、涙が溢れて身動きできなくなりました。 100単語足らずの言葉を理解し、コンピュータのキーボードを打つことで、人間とコミュニケーションを取ることが出来るボ…

のだめカンタービレ 20巻発売

祝・20巻目が本日発売になりました。野生の勘で本屋へ・・・なんて嘘です。だいたい5ヶ月に1巻ぐらい出るので、指折り数えてアタリを付けて二ノ宮知子さんのHPを覗いてみるなんてことをしています。ドラマ化されるちょっと前ぐらい…

スパイラル

「私は面白いと思ったけれど、読んでみる?」ってなことで紹介していただきました、清野かほりさんの「スパイラル」。 朝起きたら知らない別荘で眠っていた女。そして、その別荘には仕事関係の男が。男が言うには、倒木があって帰路が塞…

死神の精度

伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を読みました。不慮の事故や事件で人が死ぬ場合には死神が関係しているってな話。死神が1週間前に現れて寿命より早く死ぬに値するかどうかを審査するのだとか。その死神がメインのお話。3月22日公開の…

千年樹

萩原浩さん、まだまだ続いてます。今回は「千年樹」。萩原浩さんブームな私なもので、まったくの予備知識無く読み出したら、ちょっと怖い本でした。無念の死をとげた人が溢した「くすの実」が芽吹いて育って樹齢1,000年。その木の周…

あの日にドライブ

萩原浩さん続いております。今日は「あの日にドライブ」を読みました。このお話は、上司の言うことは何が何でも、たとえそれが不条理であっても従わねばならなかった銀行を、ふとした一言が原因で退職し、次の仕事が決まるまでの繋ぎにタ…

オロロ畑でつかまえて

荻原浩さんの「オロロ畑でつかまえて」を読みました。村おこしをしようと一念発起する田舎の青年団と今にも潰れそうな東京の広告代理店の奮闘を描いた作品なのですが、萩原浩さん作品の特徴とも言えるのかな?!ゆっくりのんびり面白可笑…

メリーゴーランド

荻原浩さんの「メリーゴーランド」を読みました。テーマパークを再建させることになった市役所職員のお話。思いっきり痛快サクセスストーリーなのかと思って読み出したのですが、なかなか渋い。解説の亀和田武さんも書かれているのですが…

通天閣

私のイライラの原因か?!は、西加奈子さんの「通天閣」でした。う~ん・・・あかん。。。私の身には合いませんでした。なんだかなぁ~私には判らない世界だし、知りたい世界でもありませんでした。Amazonのレビューを見たら、結構…

縁切り神社

先日、訪ねた「安井金比羅宮」を舞台にした田口ランディさんの小説「縁切り神社」を読みました。短編集なのですが、どれもこれも、全く私の現在の立場や状況とマッチするものは無いのに、気持ちがわかるというか、身近に感じちゃうのが不…

サバンナの話をしよう

神戸俊平さんの「サバンナの話をしよう-獣医・俊平のアフリカ日記」を読みました。ペンギンブーム以来、ちょっと動物系が気になる私です。一括りに動物とは言っても多種多様で、あらゆる動物に対処せねばならない獣医さんというのはすご…

北京大学てなもんや留学記

谷崎光さんの「北京大学てなもんや留学記」を読みました。飛輪海を知って以来、中国とその周辺に興味があったりして、ふと谷崎さんのことを思い出したのです。この本は、谷崎さんが北京大学に留学されていた時のことが中心で書かれている…